お問い合わせ

ブログ

2022.09.22

優しい気持ち

こんにちは!

今日は子どもたち同士の関わりの中から見えた

“優しい気持ち”についてお伝えしたいと思います♪

 

先日、ナーサリールームCiaoに新しいお友達が入園してくれた時の話です(^^)

初めての登園日から数日間はやはり新しい環境に慣れるまで、緊張気味の様子でした。

 

そんな姿を見ていた同じクラスのある男の子が、

もしかしたら『自分の好きな本を見せてあげたら喜ぶかもしれない!』

 

そう思ったのか、絵本コーナーに急いでいって、自分の大好きな絵本や図鑑を持って新しいお友達のそばに駆け寄り、

ジャーン!どうぞ!と言わんばかりにお顔の前に図鑑を広げて

お気に入りのページを見せてあげるという様子がありました(^^)♪

 

そんな場面を周りの子どもたちも見ていて、優しい気持ちはどんどんと保育室の中に広がって包みこんで、『こっちも見ていいよ!』『これ貸してあーげーる!』『一緒に読もう!』と、他の遊びをしていた子どもたちも手を止めて集まってきて、最終的には新しいお友達を中心に、同じクラスの子どもたちみんなで楽しい読書会になっていました♪

そんなクラスのお友達との関わりがあってから、新しい環境の不安感よりも楽しく過ごせる時間が増えて、すっかり保育園にも馴染み、私たち保育者にも色んな楽しいお話を聞かせてくれたり、お友達と追いかけっこをしていたりと、素敵な笑顔がたくさん見られる様になり、とても嬉しく感じました♪

 

お散歩先の公園で遊んでいた時には、誰かが言いはじめた事でもないのに気がつくと、また新しいお友達を中心に子どもたちが1列に手を繋いで、公園内をぐるぐると探検して歩いてまわる姿があり、そんな様子もとってもかわいかったです(^_^)

今回のブログのタイトルでもある“優しい気持ち”というのは、

家族や親戚、身近な大人、絵本など、子どもたちはさまざまな人と関わり、色んな影響を受けて学び知っていくということも、もちろんありますが、それ以上にこの優しい気持ちというものが、子どもたち一人一人の心に自主的に芽生えて、『〜したら喜ぶかな?』『〜したら嬉しい気持ちになるかな?』そんな想像を働かせ、自分以外の人のために行動に移せるという事が、この自我が芽生え自己主張が激しくなっていく2歳児という時期に現れるという事は非常に尊いことであり、子どもたちの心身が健やかに成長している証でもあると感じます。

もちろん時にはお友達同士で思いがぶつかる事もあります。

でも、それはとても大切な『ぶつかり』であり、言葉を覚え上手に会話できるようになって自分の気持ちを相手に伝えることができるようになるこの時期の成長期にはなくてはならない経験と過程です。

ナーサリールームCiaoの子どもたちが、この優しい気持ちを持って新しいお友達と関わろうとする姿をたくさん見れたことは私たち保育者にとっても非常に嬉しく、子どもたちの一人ひとりの成長を感じて暖かい気持ちになりました♪

そんな嬉しい喜びをいつもブログを見てくださる保護者の皆様とも共有したく、今日は保育園の中で過ごす日常の中に感じる子どもたちのうれしい成長の瞬間をご紹介しました♪

PAGETOP